陽の差し込む隙間のない、高い木々の中を抜け、
わずかな陽だまりに、そうっと咲く 小さな野の花に心を残し、
最後のカーブを曲がると、、
そこは、壮大なカルスト地帯、、
広がるグリーンの笹絨毯、
真っ青い空、、
無風の静かな空気
空と一体になるかのような、何処までも続く、高原の大地
所々に居場所をつくっている、白い岩達
「どうぞ」って言っているような岩に、さそわれるままに腰をおろす
この頃の日々がかけめぐり、青春の頃、、子供の頃、、、
懐かしいアルバムが次から次へとめくられる
ふと、、
ブルーのページでとまる、、
スーっとわずかに感じる風が、、私に囁く。。
私は目をつむり、、風の声に耳を傾ける
「もうこのページはもらってくよ」・・と私の悔いをさらって行く・・風。。
青い空・・と静かな高原・・・
「ありのままの自分でいいんだよ」・・
と、、
わたしは・・大地に懐かれる。。。